子供のころは汚れるのが大嫌いでした。
水辺にいっても濡れた足に砂がつくのが嫌で、水に入らず砂場で遊ぶ。
保育園の泥んこ遊びは動かない。
そんな幼少時代のおかげで、デスク周り、自宅はとても綺麗です!笑
こんにちは!
綺麗好きの水道橋コンタクトセンターのA.HAYATOと申します!
今回は、あるベテランマドンナさんとの印象深いエピソードを綴りたいと思います。
【とある会話がきっかけで・・・】
水道橋コンタクトセンターには、現在年齢も経験も様々な約120名のマドンナさんが勤務しています。
いつも笑顔で明るいマドンナさんや、普段は静かだけど、電話を取れば笑顔が溢れるマドンナさん、
見た目は派手だけど、仕事はとても丁寧なマドンナさん。
その中でも特に印象に残っているのが、私が入社する何年も前から働いている、ベテランマドンナのAさん。
Aさんは、もともとアウトバウンドに在籍していましたが、
私がインバウンド配属になった、数か月後、彼女もインバウンド配属となり、
一緒に仕事をすることになりました。
それまでほとんど話したことがなかったのと、私も経験が浅いこともあり、
初めのうちは業務内容の共有、指導ばかり。
Aさんは、真面目で仕事はしっかりとこなしますが、業務以外のことでは私達SVはもとより、
他のマドンナさんと会話することがなく、どこか寂しそうで、暗い印象がありました。
私は、そんなAさんを見ていて、
「もっと楽しく、やりがいを持って働いてもらいたいな」と思いはじめていました。
そんなある日、思い切って業務とは全く関係ない話で、彼女に話しかけてみました。
プライベートな話題です。
本来なら、個室で個別面談を行う場面でしたが、
他のマドンナさんにもAさんを知ってほしかったので、あえて業務中に話をしてみました。
家庭のことや前職のこと、アウトバウンドでどうだったか等。
初めのうちは、一言二言の返事でした。
ただ徐々に口数も増え息子さんが私と丁度同じくらいの年齢だという話になったあたりから、
Aさんも積極的に自分のことを話してくれるようになりました。
私はその姿を見て、息子さんと話しているような雰囲気を味わってもらおうと意識し、
自分のこともいろいろ打ち明けました。
それ以降も顔を合わせる度に、業務外のことでどんどん話しかけました。
「息子さん元気ですか?」「今日は(掛け持ちしている)前の仕事忙しかったですか?」等、
会話を重ねる度にAさんの笑顔が増えていくのが嬉しかったです。
【劇的な変化・・・!!】
そんな会話を繰り返すうち、Aさんが劇的に変わったと思った決定的な瞬間がありました。
当時コンタクトセンターでは、マドンナさんのリラックスの為に、いろんな音楽を流していたのですが、
そのBGMをなににしようか?と話していた時に、Aさんに話題を振ったところ、
「○○がいいです!」ときちんと自分の意見を言ってくれました。
きっと今までだったら、「なんでもいい」と言ってうつむいていたと思います。
Aさんが、明るく曲をリクエストしたのを見て、周りのSVもマドンナも驚いていました。
正直、Aさんを知らない人ならば、たいした出来事ではなかったと思いますが、
私をはじめとするメンバーは、彼女が“自分の意見をきちんと伝える“ということは
とても大きな変化だったので非常に感動しました。
後日談ですが、Aさんは当時アウトバウンドが辛く、
インバウンド配属になり、知り合いもいないので退職を考えていたそうです。
そんなときに私に話しかけられ、仲良くなったことがきっかけで、業務を続けることが出来たそうです。
「私がいなければこの仕事はやめていた」と他SVが面談をしたときに言っていたそうです。
その話を聞いたときには素直に嬉しかったです。
あの時懸命に話しかけてよかったなと。
Aさんが仕事を続けるきっかけになれてよかったなと。
Aさんは現在も業務を続けてくれています。
今は他のチームですが、元気にがんばってくれています。
たまに近くに寄った時に、業務のことはもちろんのこと、プライベートのことも話してくれますし、
何より他のマドンナさんとも他のSVとも仲良く接してくれています。
彼女の人生において、うちで働くことがどれほどのものかは分からないですが、
Aさんが明るく働いていることは、私がここで働く原動力になっています。
今ではどのマドンナさんにも同じようなスタンスで接し、
業務以外でも信頼してもらえるようにコミュニケーションをとっています。
これからもAさんのようなマドンナさんが1人でも多く業務を続けてくれるよう
真摯に取り組んでいきたいと思っています。
コミュニケーションで悩むことがあれば、お気軽に当社にお問合せください!
コンタクトセンターならではのお話をさせて頂ければと思います。
最後まで、お読みいただき、誠にありがとうございました。