≪特別企画≫社長対談ですが、今回は前回の続きをお届けしたいと思います。
ダーウィンズにジョインしてから現在に至るまで、
赤裸々にお話頂いたお二人には、更に、自身の会社経営に至るストーリーを伺いました。
▽前回の対談:https://www.darwinz.jp/blog/1436
◆その後、お二人とも札幌・徳島のセンター長を経験されますよね。
その時の心境を教えて下さい。
今野:
ダーウィンズにいた頃、あれだけ上を目指してたのに、
札幌コンタクトセンターのセンター長になった瞬間に
「あ、なっちゃったな」って思ったんですよね。
そしてその瞬間から、経営者になりたいって考えるようになって
後藤さん(ダーウィンズ代表取締役社長)にはすぐ想いを伝えました。
「これがゴールではない」と思っていました。
佐藤:
それは分かります。
自分も徳島コンタクトセンターのセンター長になったときに
センター長として頑張るのはもちろんですけど、
すでに次を見据えていました。
◆すでに、経営者になることを見据えていたんですね。
実際、会社設立と同時に経営者になられて、そのときの心境はいかがでしたか?
佐藤:
私の場合は、社長になりたい!というよりかは、
なぜEnthrallがこの事業をやっているのか。にも繋がっているんですけど、
ずっとコールセンターにいたから労働集約型ビジネスではなくて、
もっと新しいビジネスを0→1で作りだしたかったんですね。
それを後藤さんに話したときにチャンスをもらえることになって、
結果的に社長になったんです。
実際、チャンスがもらえるとなった時には
何しようかなーってワクワクしましたね。
考え出したらもうワクワクが止まらなかったです。笑
いずれは、事業シナリオの延長線上で
ダーウィンズと交わりたいな、とも思っています。
今野:
ダーウィンズにもそうですし、後藤さんに対しても
恩返ししたい、という気持ちが強かったですね。
でも、それと同時に腕試しをする時が来たと思いました。
今まで自分がやってきたことが、異国の地でどこまで通用するのか。
ダーウィンズの将来を創っていく中で、
自分のニーズと合致しているという点では、
この海外進出を任せてもらえることに誇りを感じているとともに
今までの自分が試されるとも思っていました。
◆お二人とも社長になられて、何か嬉しかった出来事はありましたか?
今野:
私は、厳しい環境に身を置けていることだと思います。
正直、経営者になったことで意思決定の辛さであったり
責任の重さを実感していますが、
いち、ビジネスパーソンとしての成長実感を
ものすごく感じています。
逆説的ではありますけど、苦しいこと=嬉しいこと。
さっきの話にも少し繋がりますが、
今まで積み上げてきた事がメッキではなく、
本気でやってきた事だったから十分通用するっていう、
後付けで自分を肯定することができました。
苦しい中で信じられることって、
今まで自分がやってきたことなんです。
なので、それが証明できているのも嬉しいですね。
佐藤:
後藤さんと経営者として飲めることですかね。
経営者としてどうすべきか、という論点で
同じステージで話せているのが嬉しいですね。
もちろん、今野さんを含めた3人での経営会議も楽しいですよ!
今野:
あ、あとは、さっきは個人のことでしたけど、
現地のメンバーがイキイキと働いているのが嬉しいですね。
自分が想いをもって決意したことに付いてきてくれて、
夢を持って働いてくれている事が何より嬉しい。
頑張らなきゃいけないなーと思います。
佐藤:
今野さんが言うように、経営者って辛いし、不安だけど、
でもそれ以上にワクワクを感じるんですよね。
そして、成長も感じるから、みんなに目指して欲しいと思っています。
やって良かった。って思える。
エネルギーがある内にみんなに挑戦して欲しいと思います。
◆ありがとうございます。
お二人の想いが、とっても伝わってきました。
ちなみに、なぜ今のビジネスに絞られたのでしょうか?
今野:
そもそもダーウィンズの中で海外進出の話があって、
なぜ台湾なのか?というと、
今目を向けているアジア市場で一番トレンドですし、
まず最初に攻略すべき国だったからです。
日本の文化を持ち合わせたコールセンターが台湾には無いので、
我々の強みを活かせる市場でした。
佐藤:
私の場合は、ダーウィンズとは同じグループだからこそ
違う体質の会社にしたいと思っていました。
「場所にとらわれない事業」
をテーマに考えていったんです。
プロダクションのような会社で、
ノマドワーカーをプロダクトする、
彼らに信頼されるプロダクションにしようと思いました。
◆そうだったんですね。
では、それぞれの今後の展開を教えて下さい。
佐藤:
選択と集中ですね。
もう目星はついているので、事業の選択を行いそこに一点集中ですね。
今野:
私は、「台湾にダーウィンズがあるから、日本の通販モデルで勝てそうだね」
って言われるようにしたいですね。
定期モデルが確立されつつある台湾で、
ダーウィンズがいるからアウトバウンド、インバウンドともに
日本と同じ品質で実施することができるし、
勝ちパターンを持っているダーウィンズがいるから
勇気をもって台湾に来れる。っていう循環を創りたいですね。
今後は、積極的にアクションを取っていきたいと思っています。
◆今後の事業展開においては、理念も大事になってくると思いますが、
それぞれの会社理念を教えて下さい。
佐藤:
「夢中こそ人生を充実させる特効薬」です。
夢中になれるかどうかは、他人がコントロールできることではない。
仕事を頑張ってもらう、やってもらう、はコントロールできますけど、
その仕事に夢中になれるかどうかは、その人の意識・仕事に対する姿勢だと思います。
なので、やらされない仕事を常にEnthrallは目指しています。
1人1人が夢中に仕事をして、やりたい事をかなえられる会社にしたいですね。
どうやったらうまくいくんだろう、っていうより
どうやったら夢中になれるんだろう、って考える文化にしたいです。
今野:
センター開設時からずっと言っているのが、
「顧客満足度で台湾NO1になる」です。
台湾ダーウィンズのテーマとして常に言っています。
顧客満足度の概念からメンバーにいつも話していますし、
どのくらい頑張るの?っていう尺度もぶっちぎり!と伝えています。
これだけやればいいっていう答えがないものだからこそ、
メンバーそれぞれにいつも考えてもらっています。
だからなんですが、うちのメンバーはNO1になれるって
本気で信じています。
◆社内のメンバーにはどのように発信しているのですか?
佐藤:
面談では常に発信していますね。
どうやったら夢中になれるのか?を自分で考えさせることが大事なので。
◆なるほどですね。
では、たっぷり語って頂いたお二人に最後の質問です。
お二人の会社の最大の魅力を教えて下さい。
佐藤:
Enthrallの事業がエンタメ系(https://mirtomo.com/)であったりするので、
スケールすれば好きな事が仕事になります。
夢中になれる事に一番重きを置いているので、
夢中になりやすい事業を立ち上げようっていう狙いが裏側にはあったんですが、
遊びと仕事の境界線が無くなるような、そういう日常を創れるのが魅力です。
今野:
チャンスがあることですね。
経歴、経験など一切問いません。
自分が考えたことを発信できる文化でもあるので、
そこに魅力を感じるのであれば、抜擢もされるし挑戦もできます。
それに加え、コールセンターでは、メンバーマネジメントが必須になるのですが、
これがすごい難しいんですね。
ただ、ここで経験を積むことでコミュニケーション能力が着実に付いていきます。
社長・経営者にになるときや、人として生きていく上で
必須能力になるので、かなり活きると思いますよ。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
ダーウィンズグループについて興味を持って頂けるきっかけになれば幸いです。
今後も対談企画を展開していきますので、楽しみにお待ちください!