みなさん、こんにちは!
ブログをご覧頂き、ありがとうございます!
徳島コンタクトセンターのO.KANAKOです!

以前にブログを書かせていただいたのは2年前。
精神を崩壊されそうになった息子の第二次反抗期もようやく終わり
そろそろ私も第二の人生が楽しめるんじゃないかな…と、そんな年齢になりました。

最近の楽しみは夜のお蕎麦屋さん。
凄く美味しいアテと、お塩でいただくお蕎麦をつまみながら、日本酒で流し込む。
そんな大人な嗜み方を出来るようになりました♪

友人と飲みに行き、ファッションの話や大好きな彼の話で盛り上がっていたのは遠い昔の話。
今では9割がお互いの仕事の話になり「ああでもない~こうでもない~」と話が進む中で、
違うジャンルの仕事でも唯一共感し意見を出し合えるのが、部下や後輩の育成について。

いつまでも若いと思っていた自分の年齢は知らぬ間に重ねていき、
ふと我に返った今ではダーウィンズに入社し11年目になりました。

もちろんそうなるとだんだんと若い世代のSVやマドンナさんが増えていき、
自分自身が教育者・指導者になる中で【どこまで仕事を振っていいのか?】
【どこまで指導を行えばよいのか?】を、今までよりも慎重に考えるようになりました。
※マドンナ:弊社の電話オペレーターの呼称です

そこで、今回のお題は”Z世代のマネジメント”について。
※Z世代:1990年半ばから2010年代生まれの世代

まず、このZ世代の特徴はどのようなものか?検索してみました。

・自分から動き出せない
・注意されるとすぐめげる
・言われたことしかやらない、指示待ち
・責任ある仕事を任されることに不安を感じる
・自分の成長につながると思えないことはやらない
・情報にはとても強い
・貯蓄傾向にある
・メールで済ませる
・失敗を恐れ、間違いのない答えを求める
・楽に成果を上げたいと考えている
・年長者と話そうとしない
・上司との酒はきっぱり断る
・現実主義である

この内容に頷かれたX世代やY世代の方も多くいらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)
もちろん、全員がこの内容全てが当てはまるわけでもなく、
Z世代以外でも当てはまる方もいると思います。

それでも社内・社外問わず色々な方とお話をさせていただく中で
このような内容で悩みを抱える上司の方は多いのではないか、という印象を持ちました。

では、この世代をどのようにマネジメントしていくのか。
もちろん私自身も明確な答えを持ち合わせているわけでもないので参考程度に。
実例をもとにお話しをさせていだきます。

Ⅰ 目標をもとに自身の「ありたい姿」を設定させる

ダーウィンズでは上期と下期に分けて、評価シートを個人で作成しています。
半年後、自分はどうなりたいのか・どこを目指すのか。
それに向けてどのようなアクションを行うべきなのか。
ただ、評価シートを作成するにあたって「あなたは半年後どうなりたい?」と尋ねても、答えは出ません。
なので「ありたい姿」は一緒に考えながら設定し、質問をうまく活用して、
主体的にキャリアを考えられる思考を育てていきます。

Ⅱ 一人ひとりにメンターをつける・相談しやすい環境作りを整える

幼いころからインターネットを活用してきたZ世代は、自分の素をさらけ出すことに
リスクを感じているそうです。悩みや自分なりの意見があっても、なかなか自分からアクションを
起こせないため、一人ひとりにメンターをつけ、安心して相談できる状況を作ることも大切です。
では、その環境をどのように作るのか?私はプライベートの話を1日1回は話すように意識しています。
「最近Netflixで面白いのなにかある?」「友達とランチへ行こうと思ってるんだけど、
おススメのカフェ教えて!」など、他愛もない話で良いと思います。
【話をする】機会を増やす事で、相談しやすい環境を整える事が出来ると思います。
(ただ、簡単そうに思えて他愛もない話って結構難しいです…。)

Ⅲ 継続的に成長できる機会を与える

Z世代はスキルアップに意欲的な人が多く、「この会社では成長できない」と感じると
モチベーションが下がったり、退職に至るケースもあるようです。
特に何かしらの【変化】を与えないと、「飽きた・仕事が面白くない」と感じたり。
ただ、ここで一度に多くの仕事や目標を与えてしまうと
【自分のキャパを超えている・ついていけない・自分に合っていない】になりかねないので
新たな事をしてもらう時は少しずつ、また絶対に出来る、且つ自信が持てる仕事を少しずつ
お願いするように心がけています。

Ⅳ 定期的に振り返りフィードバックする

承認欲求が強く「認められたい」と感じているZ世代は、職場で自分がどう評価されているのか?
不安を感じているそうです。
そのため、小さな成功体験を重ねる機会を与え、自己肯定感を高めることも大切です。
例えば、私の場合は案件のフォローに入ってもらい、クライアント様へ報告するコメントを
考えてもらったり、定例会で数値の報告をお願いしました。
開始前まではすごく緊張していましたが、無事定例会を終えるとキラキラした顔で
やり遂げた事に達成感を感じてもらえ、次回への取り組みまでのスピードが速くなりました。

まとめ

幼少期からインターネットを活用し多様な価値観に触れてきたZ世代には、これまでのやり方が通用しません。
まずは、Z世代の特徴を把握し、価値観にあったアプローチを考えることが必要だとおもいます。
ただ、考え方の違いというのは簡単に合わせる事も難しいと思うので、
今後も試行錯誤しながらマネジメントを行っていこうと思います!