ダーウィンズブログをご覧の皆様、こんにちは。
ダーウィンズ コミュニケーションデザイン部のK.Oujiです!
この度、通販業界に携わり1年が経過した私が初めてブログを執筆することになりました!
今回は、タイトルにもあるように「通販業界における近年の動向について」ということで、通販業界の現状と私が感じていること、今後の通販について発表いたします!
通販業界の市場規模としては2022年度は2.2兆円と年々増加しております。
大きなトピックとしては主に2つ。
①2011年からスマートフォンが普及したことによるインターネット通販の伸長
②2020年には新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える消費者が増加したことで通販利用率の増加
②に関しては2021年以降もコロナ特需は落ち着きつつありますが、引き続き堅調に推移しています。
しかし、一番大切なのは「今後どうなるのか」ということですよね?
【2023年の通販市場予測】という記事にて通販実施企業約600社を対象としたアンケート結果がでており、
「拡大」:53%、「横ばい」:37%、「縮小」:7%、「その他」:3%
「拡大する」と回答した企業の意見で目立ったのは、「コロナ禍で通販利用が増加・定着し、今後もその傾向が継続する」という見解だそうです。
コロナ前までは、手にとって判断できない通販には不信感を抱くお客様も一定数いたと思いますが、コロナが流行したことで不信感を持つ層も拾うことができたと感じております。
一方で、通販慣れをしたことにより、無理やりなオファー内容でお客様を獲得する企業も増え、消費者庁も出動することが多くなり、アップセル・クロスセルが禁止になるという記事も見受けられるので、今後の通販を見ていく上では重要なポイントになってくると考えます。
また、「横ばい」と回答した企業の意見で目立ったのは、「コロナ特需の低下」ではなく「物価上昇による購買意識の低下」を示唆した意見です。「現状の消費者動向をどう捉えるか」というアンケートを実施したところ、約6割が下降傾向にあるというデータもあるので、通販が普及しても日本経済が通販業界の成長の邪魔をしている現状があります。
このように、通販需要が増えつつあるが経済的要因で中々上がりづらいなど様々な意見があるので、市場の変化を常に監視していきたいとおもいます。
そんな中ではありますが、私個人の見解としてですが最近、コロナ規制が緩和されたことにより「通販」と「店舗」の融合が多く見受けられると感じています。
まずは手に取って体験するというショッピングを楽しみ、ロイヤリティが高まったお客様が通販で定期購入。
その逆もしかりで、今まであったスキームがより拡大傾向になると思いますし、新たなサービスも生まれると思います。
そのため、私たちがダイレクトマーケティングの支援をする上で必要になることは、
「既存のやり方にとらわれない」ということです。
今まではクライアント様とお客様を1to1のコミュニケーションで「商品」をつなぐことが主な私たちの役割でした。しかし、今後は実店舗での販促も増え、商品のみならず「体験」をもつなぐことができるのではないかと考えます。
これからも「既存のやり方にとらわれない」
これを常に意識しながら、クライアント様とコンシューマーによりよいサービスを提供してまいります。